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ビジネスに役立つ!! 効果的な問題解決を図る6つの技術

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ビジネス 問題解決

 ビジネスは、問題あるいは課題との戦いの連続と言えます。
 積極的に解決に取り組むのはもちろん、問題を正しく定義する(what)、改善感度の高いポイントを探る(where)、その問題の起きた根源的な原因に迫る(why)、適切なアクションを打つ(how)といった一連のプロセスをスピーディかつ効率的に進めていく必要があります。
 こうした基本は、説明されれば理解できることではあるのですが、多くのビジネスパーソンは知らないものです。

●問題が設定できたら、解決は容易

 問題解決の第一歩は、問題を正しく設定することとです。ここを間違ってしまうと、後工程で正確な分析を行ったとしても、問題は解決されません。
 問題を設定するとは、問題が解決された後の「あるべき姿」を的確に描くことです。そのギャップが解決すべき問題となるからです。
 問題というものは、立場が変われば変わってしまいます。これは、関係する人間が増えたりして状況が複雑になるほど言えるので、万人が納得するような問題の設定はないと思っておくほうが現実的かもしれません。
 しかし、そこで思考停止してはいけません。少なくとも鍵を握る関係者にとっての納得感が高まるような問題の設定をすることが、結局は「最大多数の最大幸福」的な結果をもたらすからです。

●分けることはわかること

 適切に問題が設定できたら、次は、どこで問題が発生しているか(改善感度の高いポイントはどこか)を突き詰めるためにWhere?やHow?を検討することで、最終的なアクションにつなげます。
 この時に大事なのが、漠とした問題をそのまま漠と捉えるのではなく、適切に分解を行い、問題の最も肝となる部分を特定することです。
 分解を効率的に行う有効な考え方がMECE(Mutually Exclusive, Collectively Exhaustive)です。これは、「モレなくダブりなく」という意味です。
 MECEは概念こそ単純なのですが、いざ何かをMECEで分解してみようとすると、意外にも難しいものです。

●「なぜ?」を5回繰り返せ

 「なぜその問題が生じているのか?」ということを5回繰り返し、根源的な原因(真因)を突き止めようというのがトヨタ式生産システムの生みの親としても著名な大野耐一氏が残した言葉です。
 「なぜ?」を5回繰り返し、真因にたどり着くことができれば、「How」も自ずと見えてくるという点にこのフレーズの奥の深さがあるとのことです。
 この方法論は、因果関係が空間的にも時間的にも近く、わかりやすい場合には特に有効です。一方で、因果関係が不明瞭だったり、歴史的な経緯などが複雑に絡んでくると、これだけではなかなか問題解決を効果的に行うことはできない点もあります。

●仮説と検証を繰り返せ

 問題解決を進める際に、闇雲にすべての可能性を調つくすやり方は効率的ではありません。
当たりをつけ、それについて検討していくというやり方の方が、実は遅いようで早く問題解決に結びつきます。
もしリサーチや実験などによる検証の結果、仮設が裏づけられれば、その仮説をベースに問題を深堀りしたり、あるいは肉づけをすることでより具体的な仮説を構築します。逆に、検証の結果、仮設が否定されたらその仮説を捨てるか修正し、再度検証を行います。
一般企業では、セブンーイレブンージャパンが仮説検証を組織の基本スキルさにらはDNAとして磨き続け、ライバル企業を圧倒する収益性と成長性を実現しました。

●クイック&ダーティ(多少粗くてもいいから、素早く)

 どれだけ仮設検証マインドを持っていたとしても、あまり検証に時間をかけすぎていては、スピードが成功のカギとなりやすいビジネスシーンでは取り残されてしまいます。
 100%のクオリティを追うよりも、7割から9割方検証されたと確信できたら先に進めるべきという考えが「クイック&ダーティ」です。
 検証にある程度慣れてくると、20-80の法則に沿うようになってきます。仮に100%のクオリティの検証を行うのに、100の時間や労力を要するとすれば、その20%の時間や労力をかければ80%程度のクオリティの検証はできるようになります。見方を変えれば、80%のクオリティまで検証できたことを100%のクオリティにまで高めるには、それまでの5倍の時間や労力が必要ということです。
 ビジネスにおける検証は未来のことを扱うことが多いあめ、「絶対こうなる」といったレベルまで検証することは不可能です。
 だからこそ、検証のクオリティを上げるよりも、スピードを重視して前に進めることに価値があります。

●必ず第三の道がある

 追い詰められた状況では、選択肢を無意識に狭めて考えてしまうことが多くなるものです。
 冷静に客観的に考えれば眼前に見えている以外の方法論を発見できる場合でも、多くの人間はいったん頭の中に何かしらの枠ができると、その枠を超えて何かを考えることは難しくなるものです。
 第三の道を見出す有効な方法は、常識や自分が暗黙に置いている前提を疑うことです。前提を疑ってみると、新しいビジネスチャンスを発見できるかもしれません。

(出典:MBA100の基本)

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