勉強場所、学習環境

学習能力の向上は、空腹な時ほど期待できる

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る
空腹と記憶の関係について、東京大学の研究結果をもとに説明します

ごはんを食べると眠くなってしまい、なかなか仕事や家事がはかどらない・・・

そんな経験をしている方は多いのではないでしょうか?

その原因として、以前は、食事を摂ることで胃や腸に血液が集中し、脳の血液の流れが減少する為だという説がありました。

しかし、実際には、脳の血流は眠くなるほど血流低下を起こさないとも言われています。

そのため、現在では、オレキシンという覚醒効果のある脳内ホルモンの関連性が言われていて、お腹が一杯になると満腹中枢が働き、オレキシンの分泌量が少なくなることによって眠気が生じると考えられています。

さて、食事摂取と脳の働き具合の関係性ですが、東京都医学総合研究所から発表された研究結果によりますと、満腹時よりも空腹時の方が学習能力は向上するそうです。

もし空腹状態が長期記憶を作るために重要なら、空腹状態にしたハエに嫌悪学習をさせれば、1回の学習でも長期記憶ができるだろう。ハエを9時間から16時間絶食させたのちに1回だけ嫌悪学習させると、1日後の記憶が促進されることを発見した(図1A)。この記憶促進はタンパク合成阻害剤、およびCREB阻害により抑制されたことから、長期記憶であることが分かった(図1B、C)

 

動物の記憶の仕組みは、細胞や生体分子レベルではほぼ共通しており、人にも当てはまる可能性が高いと言われているのでとても参考になりますね。

この研究結果を普段の生活に応用するには、多くの学生がダラダラ過ごしてしまっている時間-帰宅してから夕食までの時間-に、集中的に学習時間を設けると良いですよね。

みなさんも、是非、周りの人に勧めてみてはどうでしょうか。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る
page-ad