勉強法・学習法

学習し初めの時期に失敗するほど成績は伸びやすい

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学習し初めの時期に失敗するほど、その後の成績は伸びやすい

今回は、『失敗の仕方』について、新・情報7daysニュースキャスターでお馴染みの東京大学の池谷裕二先生の研究をもとに解説していきたいと思います。

昨年、池谷裕二先生たちのグループは『学習と失敗の関係』について、とても興味深い研究を発表されましたがご存知でしょうか?

池谷先生たちのグループは、複雑な迷路課題をマウスに解かせ、迷路内の行動の詳細な解析を行うことで、1)学習初期の失敗が多いほどより素早く最短経路を見つけることができること、2)学習初期の失敗が多いほど経路閉鎖時に効率的な迂回路を見つけることができることを明らかにしました。

生物が自然環境で生き抜くためには、刻々と変化する状況の中で最適な行動をとることが重要です。これまで実験室では、単純化した迷路課題を用いてマウスなどの学習能力についての研究が多くなされてきましたが、実際に自然のなかで生きていくのに必要な問題解決能力についてはほとんど調べられていませんでした。そこで、ゴールに到達できる経路が多数ある迷路を製作し、さらに途中で迷路の一部を閉鎖・再開放するなど、より自然に近い環境でのマウスの行動を詳細に解析しました。その結果、学習の初期に、より多くの失敗(無効な探索)をしたマウスのほうが、複数の経路から最短経路を見つけるのが早く、また迷路の一部が閉鎖された際にも、より効率的な迂回路を見つけることができることを見出しました。今後、柔軟な問題解決の脳内メカニズムの解明に向けたさらなる研究が期待されます。

引用:詳細を読む(引用元):東京大学 大学院薬学系研究科・薬学部

 

よく上司は「同じ失敗を繰り返すな」と言いますが、その通りですね。

つまり、失敗は失敗でも、違うパターンの失敗を経験することにこそ価値があるのです。

仕事や勉強に置き換えた場合、次の展開、その次の展開を考えずに同じ失敗を繰り返すのではなく、1回1回の失敗に意味を持たせるよう心掛けたいですね。

そして、失敗経験を『非効率的』と捉えず、『効率的な選択への近道』とプラス思考に捉えていきましょう。

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