勉強法・学習法

科学的で効果的な復習の仕方

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復習

効果的な復習の方法を知ることは、どんな知識でも身につけられるといっても過言ではありません。

なぜ復習が必要かと言うと、「人間は忘れる動物」だからです。

これは欠点ではなく、毎日を快適に過ごしていくための戦略です。
もしも全て記憶していたら、140億個あると言われる大脳皮質も数分でパンクするでしょう。
様々な記憶は取捨選択され、「本当に大事なもの」と脳が判断した記憶だけが残ります。

勉強も例外ではありません。
脳の特性として、「興味のあるもの、印象が強いもの」は海馬に強烈に訴えかけ、側頭葉の長期記憶の保管庫へと保管されます。
楽しく興味をもてる対象に対しては、それほど復習の回数を増やさなくても長期記憶となります。

●効果的な復習のタイミングや回数、期間

ここで多くの人が悩むのは、
復習のタイミングや回数、期間だと言われます。

先ずはエビングハウスの忘却曲線をご紹介します。
これによると、20分後には記憶したことの42%を忘れ、1時間後には56%も忘れてしまったという結果を示しています。さらに1日経つと74%の知識を忘れてしまいます。
(注:この実験は“無意味な音節”という理解も論理的思考も伴わない情報ですから、実際の試験勉強等ではもう少し長持ちします。)

エビングハウスの忘却曲線をもとに、効果的な復習の方法を考えるなら、「1日以内にもう1度反復する」ことが大切です。
ただし、「タイミングにこだわる必要はない」と考えます。
特に、就寝前は他の情報が脳に入ってこないので、記憶の干渉を受ける心配がありません。

どの時間帯であれ、その日のうちに復習すれば、とりあえず74%もの忘却を阻止できたことになります。

また、人は3回復習すると、その後とりあえず1週間は記憶を高い水準で保つことができます。

復習について他にもポイントがあります。
脳は同じ情報が短期間の内に入ってくると、単調な情報とみなし、カットしようとします。
よって、「ちょっと記憶が薄れてきたかな」というタイミングで行うことが良いとされます。

最後にもう1つ、「アウトプット」もできなければなりません。
記憶は再生できてこそ、つまり思い出せてこそ意味があります。

●復習をやる気になれない時のやり方

しかし、復習が大事なのは分かっているのに、全然やり始められないという方も多いのではないでしょうか?
そんな人は「1回目の勉強よりも2回目はやる事が大幅に少ない」と感じるようにしましょう。
そして、復習の仕方としては大きく分けて2つあります。

1つ目は「自分で説明できるようにする」
習った内容を自分で説明できるようにするということが必要です。
何も見ずに説明することができれば、それは完全に自分の頭の中に内容が理解できた上で入っているということになります。

2つ目は「自分1人の力でもう一度解く」
わからなかった問題を解き直す人は多いと思いますが、わかった問題も解き直す人は少ないです。
しかし、一度やったことを再現できるかということを確認することが必要です。

その他、「制限時間を設ける」ことも有効です。
復習は予習と違い、解き直し、覚え直して定着させることが目的ですから、制限時間を設け緊張感を持った状態で取り組みましょう。
限られた時間をいかに有効に使うかが、勉強の効率をさらに高める重要ポイントです。

最後まで閲覧いただき、ありがとうございました。

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