雑学

3分でわかる、未視感の科学

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未視感

●最初に「既視感」とは?

今まで見たことのない情景を前にして、「以前この情景を見たことがある」という感じを抱く心的体験で、デジャヴとも言います。
一般的な既視感は、その体験を「よく知っている」という感覚だけでなく、「確かに見た覚えがあるが、いつ、どこでのことか思い出せない」というような違和感を伴う場合が多いものです。
これは脳が「記憶が正しいかどうかを確認する」ことに起因して起きる現象と言われます。ある経験をする(例えば場所を訪れる)時には、類似した過去経験が自動的に想起されます。ここでデジャヴ現象は、とても強い既知感があっても、(記憶や知識等に基づいて、「この地方、この場所に来たことはない」と)未経験であることを認識している点がポイントです。これにより違和感を持って「不思議な体験」と感じるのです。

●では「未視感」とは?

これと対照的なのが、既に出会ったはずの情景を「見たこともなく不可解である」と感ずる未視感(ジャメヴ)です。
例えば、いつも通っている道が、見知らぬ街路であるかのような感覚に陥ること。
もちろん、記憶喪失とは違います。
何もかも忘れているのではなく、あるものに関してだけが、それにまつわる記憶が抜け落ちていたり、経験したという実感が全く持てない状態を言います。
どんな時に起こるのか簡単に体験できる方法を1つご紹介します。
「同じ文字を何度も書いてみてください」
本当にこれはこういう文字だったのか?という感じがしませんでしたか?
この感じこそが未視感です(ちなみにこの場合はゲシュタルト崩壊とも呼ばれます)。

●未視感、既視感は重大な病気の前兆の可能性もあります。

「面白い」で済ませてばかりもいられません。
もしかしたら、深刻な脳のトラブルの前兆であるかもしれません。
考えられる脳のトラブルの代表的なものは、側頭葉てんかん、離人症、統合失調症です。
よくある現象の裏には重大な病気が潜むことがあります。
不安な場合は、一度専門家に相談してみることをお勧めいたします。

 

最後まで閲覧していただき、ありがとうございました。

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